記事一覧

緑茶に含まれるカテキンの優れた効果

続いて消臭食材としてオススメしたいのが、日本人におなじみの「緑茶」です。口臭の原因の1つに、舌苔に生息する雑菌が作るメチルメルカブタンという悪臭物質があるのですが、じつは緑茶に含まれる成分に、この物質を除去する力があることがわかったのです。それを実証したのは、三井農林藤枝食品総合研究所です。この研究チームは、メチルメルカブタンに緑茶の渋み成分であるカテキンを0・1%溶かした溶液を加え、どのような変化が起こるかを観察しました。

そして実験の結果、カテキンによってメチルメルカブタンがはぼ100%消えることがわかったのです。0・1%溶液というとイメージがつきにくいでしょうが、普通にいれた緑茶の濃度とほぼ同じです。つまり食事や食後、おやつの時間などに緑茶を飲むよう習慣づければ、ある程度の口臭が抑えられるというわけです。なお、カテキンにはメチルメルカブタンという特定物質の除去に限らず、それ自体に抗菌作用があるため、雑菌の繁殖が抑えられることも認められています。

緑茶なら基本的にどれでも一定の効果が得られますが、とくに三年番茶(3年間熟成されたはうじ茶)はカテキンを豊富に含み、続けて飲めば口臭の除去が期待できます。また、緑茶は飲用だけでなく、お風呂に入れて入浴剤代わりにしたり、濃い目に入れた緑茶をガーゼに含ませて体を拭くなど消臭アイテムとしても使えます。