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しつこく二オイが残る 「下着・肌着」のお手入れ

靴下と下着や肌着には、ある共通点があります。それは、どちらも「直接肌に触れる衣類」であるということ。その分、汗や皮脂を吸いやすく、いくら洗濯してもムッとするこオイが残りがちです。肌着のしつこいニオイの正体は、バターのような脂臭とミルクやココナッツに似たラクトンのニオイが混ざった複合臭です。そしてこのニオイの原因は、体から分泌される皮脂であることが明らかになっています。

となると、肌着のニオイ対策のキーワードは、”皮脂”ということになります。とくに落としきれない皮脂汚れは、着る度に蓄積されていきますから、ニオイが気になりだしたら、皮脂汚れを除去する洗濯の必要があります。そこで試してほしいのが、洗濯前のつけ置き洗いです。

①40℃程度のぬるま湯を洗面器に満たし、洗濯1回分の洗剤(酵素入り粉末タイプ)を入れて溶かして濃い目の洗剤液を作る。

②肌着を①に入れ、30分~2時間つけ置く。

③②を洗剤液ごと洗濯機に入れ、その他の衣類と一緒に洗濯する。

なお、ウールやシルクは傷むのでつけ置きはしないようにしてください。また、色柄物は原液を目立たないところにつけ、色落ちをしないか確認してからにしましょう。

すっぱいニオイが消える 「靴下」のお手入れ

●靴下のニオイ消し

ニオイが気になる衣類として、「靴下」を挙げる人は多いでしょう。足の裏は汗腺が多く、1日でコップ1杯もの汗をかく場所。その上、仕事をしている人の足は靴の中に長時間入れられたままですから、蒸れて雑菌がはびこり、強いニオイを発します。そんな靴下の悪臭と汚れを落とすには、重曹を使ってみてください。正式には「炭酸水素ナトリウム」といいます。男性にはあまりなじみのないものかもしれませんが、パンやケーキのふくらし粉として、また食器やキッチンの汚れ落としとして使われ、スーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。使い方は…

①洗濯機の中に規定量の洗濯用粉石けんと、その10倍量の重曹を入れる。

②通常通り洗濯をする。

たったこれだけです。ニオイがとれるメカニズムは単純で、重曹の弱アルカリ性が酸性物質である靴下のニオイを中和し、消臭効果を発揮するためです。ただし、この方法は皮脂と汗という一般的な靴下の汚れを想定したもので、アルカリ性の悪臭成分などが混ざった汚れに対しては、効果が得られないので、注意してください。ちょっと面倒だな…という人は、靴下そのものを見直してもよいでしょう。最近では、長時間はいても臭くならない「高性能消臭ソックス」などが販売されています。

やみくもに選んでいても二オイは とれない!正しい「洗剤の選び方」

●汚れのタイプと繊維によって使い分ける
衣類のニオイは「自分の体から出る体臭を由来とするもの」と、「外からつくニオイを由来とするもの」の2つに分類できます。ニオイの分子は衣類の繊維にくっつきやすいという特徴があり、飲食店に行けば食べ物のニオイが、満員電車で隣の人と密着していればその人のニオイが…というように、ニオイは簡単に移ります。そのため、1日の行動により衣類につく汚れとニオイの質は変わります。そして汚れやニオイの質が異なるのなら、使う洗濯用洗剤も洗濯法も変えるべきです。たとえば、

◎事務仕事が中心で外出も少なかった日のシャツ
◎フットサルのチームで激しく体を使った日のユニフォーム

前者は汗汚れにポイントをしぼったケアを、後者は汗に加えて皮脂汚れや角質、垢なども落とすケアをする必要があるでしょう。何を選べばいいのか迷ったら、パッケージの裏を見てください。品名、用途、液性、成分が表示されていますから、汚れや衣類の繊維に適した洗剤を見つけられます。ここでも、洗濯用洗剤の種類を挙げておきましょう。

●洗濯用合成洗剤
一般的な洗剤。弱アルカリ性は木綿・麻に適しており、皮脂や油などの油性の汚れ、垢や泥汚れにも強く、繊維の奥深くに入り込んだ汚れまで落とす。一方、中性はウールやシルクなどのデリケートな素材に適している。油性の汚れの除去には弱く、汗汚れを落とす程度の働き。

●洗濯用石けん
天然の植物性油脂を原料にした洗剤で、弱アルカリ性。洗濯用として粉末タイプ、液体タイプ、部分汚れ用の固形タイプがある。

●水かお湯、どちらがいい?
洗剤を選んだら、その効果を最大限に引き出すための洗濯の仕方も覚えましょう。まず、試してもらいたいのがお湯です。衣類の素材によって最適な温度は異なりますが、基本的に汚れは、お湯と洗剤が合わさると落ちやすくなります。1日分の汗汚れなら、洗濯機で水洗いするだけで十分ですが、皮脂汚れや垢も含む油汚れは、洗剤が持つ洗浄力を最大限に引き出す30~40度ほどの水温で洗濯をする
と、汚れ落ちがぐんとよくなります。

体のニオイと同時に 「服の二オイ」もチェックしよう

多くの人はこオイを感じたとき、それは体臭だと思うでしょう。しかしじつは衣類がにおっているケースが多々あります。実際に「足がくさい」という悩みを持つ人も、裸足で生活しているとニオイがほとんど気にならないはずです。体臭は汗と皮脂を皮膚上の菌類が分解することで発生すると説明しましたが、菌類のエサとなる汗や皮脂をその場にとどめさせている要因は衣類にあります。

洋服の繊維が汗を吸いとり、そこで雑菌が繁殖するのです。季節でいえば、夏より冬のほうが汗のニオイがきつくなります。冬は衣類を重ねて保温するため、保温=通気性が悪くなり、汗が長時間皮膚にとどまることになります。また、汗をたくさんかく夏よりも、汗をかかない冬のほうが、アンモニアや皮質などを多く含む”濃い汗”をかくため、衣類にしみ込むニオイもますます強くなるのです。

また、洗い立てのシャツに袖を通したのに、着てみたらなぜか臭かったという経験はありませんか? じつはこれも、モラクセラ菌という雑菌の仕業です。モラクセラ菌は洗濯後も衣類の繊維の奥に残り、タンスの中にしまっているあいだも、人間が着ているあいだも、雑巾のような嫌なニオイを発生させていることがわかっています。洗濯が終わってからすぐに干さずにいたり、生乾きの状態でしまい込んだり、洗濯機の中が汚れていたりすると、湿気によって雑菌が繁殖します。これが衣類にしみ込み、ニオイを発生させるのです。

「毎日髪がタバコ臭い! 二オイがつかないようにするには?」

勤めている会社のオフィスでは分煙制がとられていますが、喫煙スペースから煙やニオイが流れてきます。1日いると髪の毛にタバコのニオイがしみついて、嫌でたまりません。なんとかなりませんか?

タバコのあのニオイは、吸わない人にとっては心底嫌なものといえます。オフィスや飲食店などの外出先で、知らず知らずのうちに髪にニオイがしみついてしまい、うんざりしている人もいるでしょう。

タバコのニオイに限らず、髪はニオイが残りやすいという特徴があります。これは、消臭剤に使われる活性炭や竹炭などと同じで、表面積が大きいため。本数が多いので、髪全体としてはかなりの表面積になります。そのため、ニオイ物質が吸着しやすいのです。その中でもタバコのニオイは複合臭といって、数百種ものニオイ物質が混合されてできているため、一般的な消臭剤では太刀打ちできません。

消臭剤には、とり除く対象がそれぞれ決まっていて、1つの物質には効果的でも、そのほかのニオイ物質には効果がないといったことがあり、消すのが難しいのです。これほど強固なニオイですから、髪を守るのも簡単ではありません。何よりもてっとり早いのは「洗う」ことですが、夜にデートがあるなど、すぐにニオイを消したい場合は、コーティング剤またはヘア用のウォータースプレーをふきかけてみてください。これである程度の除去ができます。

最近は、ニオイをとりながらいい香りをつけるヘアスプレーが、ドラッグストアで多く販売されています。ヘアコロン感覚で好きな香りを選ぶと、気分もリフレッシュできるでしょう。このほか、ニオイをつきにくくするための予防策としては、空気に触れる表面積を減らすことがオススメです。まとめ髪にしたり、帽子やスカーフを使って髪の毛をカバーをするのも1つです。

「調理中、 手についた魚の生臭い二オイ。 すぐにとる方法は?」

私は料理好きで、魚をよくさばきます。でも、魚を調理した時に手につく生臭いニオイは苦手。あの二オイさえなければもっとやる気が出るのに…。生臭さを素早くとる方法はありませんか?

魚は栄養価が高い上、肉類に比べて食べても体臭につながりにくいため、体臭予防にオススメの食材です。しかし、魚を触った時に手につく生臭いニオイは、一度つくとなかなかとれず、やっかいなものですね。魚の生臭さのもとは、トリメチルアミンという物質です。これは魚の中に大量に含まれるうまみ成分を細菌が分解することで発生する物質で、強烈な「アミン臭(腐敗臭)」となります。

じつはこのアミン臭、困ったことに皮膚になじみやすいという特徴があります。そして指紋やシワなど手のひらの凸凹に入り込んでしまうと、石けんで軽く洗ったくらいではなかなか落ちない頑固さがあります。そこで有効なのが、ブラッシングです。よく医療系のドラマで、手術前の医師が手をブラシでゴシゴシとこすっているシーンがありますが、こうすることで手の凸凹に入ったアミン臭をとりのぞくことができます。しかしこの方法、少々面倒くさいことと、アフターケアとしてハンドクリームなどで保湿をしっかりしないと手荒れの原因になります。

そこでもっと簡単な方法をお教えします。それは、「ステンレスを触る」というもの。具体的には、手を洗いながら水道の蛇口などのステンレスに触るだけというとっても簡単な方法です。ステンレスのマイナスイオンがアミン臭のプラスイオンと結びつき、ニオイがとれやすくなります。この方法はニンニクやタマネギなどのニオイが手についた時にも役立ちます。こうした性質を応用して作られた「ステンレス石けん」という便利グッズも販売されているので、使ってみるのもよいでしょう。

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