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消臭効果を高めるレシピ

プルーン入りヨーグルトきなこ
無糖のヨーグルトをたっぷり食べるのは、意外と大変なもの。乾燥プルーンを入れると甘味が加わり食べやすくなります。きなこも入ればイソフラボンと食物繊維がとれて整腸作用がさらにアップ!

[材料]
ヨーグルト200g/乾燥プルーン2~3粒/きなこ適量/オリゴ糖小さじ焔程度
①ヨーグルトをお皿に盛る。
②乾燥プルーン、きなこ、オリゴ糖を①に乗せる。
③かき混ぜたらできあがり。

時間があるようなら、前夜にヨーグルトの中にプルーンを入れておく。水分を吸ってやわらかくなり、ヨーグルトにもしっかり甘味がつく。

にんじんのヨーグルトサラダ
にんじんに含まれる成分は、ビフィズス菌のエサになり、その働きを活発にします。ヨーグルトの効果を高める理想的な食べ合わせです。

[材料]
にんじん1本/A(水切りしたヨーグルト50g・レモン汁少々・卵黄1個・オリゴ糖小さじ1・にんにくチューブ少々)/塩コショウ適量
①にんじんをスライサーなどで千切りにし、塩ひとつまみ(分量外)を入れて混ぜる。
②ボウルにAを入れてヨーグルトソースを作る。
③②のボウルに水気をしぼった①を入れて混ぜ合わせたら、塩コショウを加えて昧を調え、お皿に盛りつける。

日々の食事にとり入れたい「消臭食材」

食習慣の中にぜひとり入れて欲しい「消臭食材」と、その効果を高めるレシピをまとめておきます。第一にオススメしたい食材が、「ヨーグルト」です。私たちの腸内には100兆個もの腸内細菌が棲んでおり、菌たちはよい働きをする菌(善玉菌)と悪い働きをする菌(悪玉菌)に分けられると述べました。難しい説明は省きますが、腸内環境がよくなれば善玉菌が増え、腸内環境が悪くなれば悪玉菌が増えます。

ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を追い出し、免疫力を高める作用があります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエサになり、善玉菌を増殖させるからです。腸は、体の中で最大の免疫機能を持つ臓器の1つです。腸内の環境を整えることは、免疫を高めることにつながり、ヨーグルト効果で腸内に善玉菌が増えると、腸管免疫が活性化されるというわけです。

ただし、やみくもに食べればいいというわけではありません。あまり知られていない話ですが、同じ乳酸菌でも、商品によって使われる菌の株が異なるため、腸内に働きかける作用はさまざまです。たとえば腸内の便の残留時間を短縮させたり、ピロリ菌を抑制したりと、それぞれの効果が分けられて販売されています。

ですから自分がどのような効果を求めてヨーグルトを食べるのかを考え、選ぶようにするようにするとよいでしょう。食べ方のコツは、無糖・無脂肪のプレーンヨーグルトを選び、1日に200g程度とるようにします。また、空腹時に食べると、せっかくの乳酸菌が胃酸に溶かされてしまうので、食後に食べるようにしてください。

「オリゴ糖」で腸内のビフィズス菌を活性化させる

次に調理時の工夫もお伝えします。肉じゃがをはじめ、和食では、しようゆに酒、砂糖で甘辛く調味される料理が少なくありません。しかし、白砂糖は体臭の原因になる食材ですから、砂糖の代わりにオリゴ糖を使うようにしましょう。オリゴ糖は甘味料として白砂糖の代用になる上、腸内の善玉菌であるビフィズス菌の好物ですから、増殖を促します。

ビフィズス菌が増えると腸のぜん動運動が促されるので、便秘の改善にもつながります。オリゴ糖はスーパーやドラッグストアなどで市販されており、砂糖と変わりなく使えるものですから、消臭食材の中でも、日常にとり入れやすいアイテムです。「よくかむ」ことが口臭を食い止めるということなのです。

最後に、食べ方のコツに触れておきます。唾液の減少は口臭の原因になると述べました。唾液には抗菌作用のあるリゾチーム、ラクトフェリンなどの酵素が含まれており、口腔内の食べカスを洗い流すほか、消毒して口臭を消す働きがあります。つまり唾液をたくさん出せば、口内の消臭効果が期待できるのです。そのためにも、食事はよくかんで唾液をたっぷり出すようにしてください。

「発酵食品」で腸内の善玉菌を優勢に

味噌、しょうゆ、納豆、漬物、酢などの日本の伝統的な発酵食品も消臭に有効な食べ物に挙げられます。これらの食材は腸内の腐敗物質を燃焼させて善玉菌を増やすほか、全身の代謝をよくする効果があります。その中でもとくに納豆がオススメ。納豆に含まれる納豆菌は、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、腸の活動を活発にする働きがあります。

また、味噌やしょうゆ、納豆の原料である大豆には、女性ホルモンと似た作用のある大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンは自律神経を整える機能があり、発汗を抑える効果があります。納豆ご飯にお味噌汁をすすり、たくあんをかじる。私たちが昔から食べてきた伝統的な和食を食べれば、自然と体臭を抑えることができます。

ご存知の通り、便は臭いもの。そんな便が腸内にたまると、腐敗が進み、毒性物質を発生させます。毒性物質はニオイ物質に等しく、便臭とは厳密には異なりますが、嫌なこオイが呼気や汗から排出されるようになります。つまり便秘症の人は体臭が強いということ。そこで便秘にならないようにするため、食物繊維をたくさんとってください。すると、食物繊維によってカサ増しされた便が腸壁を刺激し、刺激を受けた腸がぜん動運動を開始して、排泄が促されます。

体臭を抑える効果が期待できる目安としては、食物繊維を1日20~25gとるようにするのが理想的です。含有量の多い食材として知られるのがごぼうなどの根菜類、イモ類、きのこ類ですが、効率よく摂取するためには、乾燥ひじきや高野豆腐、切干し大根などの乾物をオススメします。乾燥ひじきは、ごぼうのおよそ5倍にも及ぶ100g中43gもの食物繊維を含んでいますから、毎日10g程度ずつとるようにするとよいでしょう。

「体臭予防食」から「消臭食」へ!

体臭発生の予防策として、ニオイを作る食材を挙げ、食べる時のアドバイスを紹介しました。ここからは予防という姿勢から一歩踏み出し、積極的に消臭するための食事のとり方のコツを解説していきます。

野菜から抗酸化物質をとることとは、毎日の食事にとり入れて欲しいものの1つ目が、抗酸化物質を含む食品です。じつは人間の体は日々、酸化=老化しています。人体は呼吸によって酸素をとり込み、生命を維持しているため、酸化は避けられない現象ですが、一部の酸素が活性酸素に変化すると、細胞やDNAが傷つき、酸化を加速させます。

そして酸化が進むと、体臭や加齢臭の原因となります。普通、活性酸素は体が持つ抗酸化物質によって中和されるのですが、ストレスなどで大量に発生した場合、体内の抗酸化物質だけでは処理しきれなくなります。そこで食品から抗酸化物質をとり、補う必要があるのです。抗酸化物質を含む食品でとくにオススメなのが、「ビタミンエース(A・C・E)」と呼ばれるビタミン豊富な野菜です。

含有量の多い主な野菜は…

ビタミンA…ブロッコリー、ほうれんそう、にんじん、かばちゃなど(主に緑黄色野菜)
ビタミンC…ピーマン、キャベツ、菜の花、カリフラワーなど
ビタミンE…ピーナッツ、モロヘイヤ、しそ、パセリ、ニラなど

厚生労働省は、健康維持のために1日350g以上の野菜をとることを目標にかかげています。たとえば、淡色野菜を200g程度、緑黄色野菜を100g程度、残りをきのこや海藻、豆類をとるようにすると理想的なバランスで野菜がとれるでしょう。

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